みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第64章 第六十四話 優夜の子育て日記その5
次の日は皆施設に行ってるはずだからお見舞いに来てくれるとしても会社の人間か両親だけ。
会社の人だったりしたら色々気を遣わないといけないから大変だけど、それでもやっぱり誰かが来てくれるというのは嬉しいんだ。
暇だから……

朝食も済み、読みかけの小説を必死に読み進めていると控えめにノックが聞こえてくる。
本にしおりを挟んで棚の上に置き、ドアに視線を戻すと声を掛けた。
「どうぞ」ただ一言だけ慣れない口調で告げる。
だってこんな時なんて言ったらいいのかわかんないんだもん。
病室と廊下を繋ぐ白いドアが横にスライドしていく。
(この時間だったらお母さんかな? )などと軽く考えていると病室に現れたのは何故か一緒に施設に行ってるはずの康宏が立っていた。
「優夜兄ちゃん。突然ごめんね」片手に持っていたフルーツの盛り合わせを持ち上げ、にっこりと微笑みながら入ってくる。
「それは別にいいけど何かあったの? 」自分が予想していなかった人が来ると自然と『何か』が起こったのではないかと疑ってしまう。
「少し話があって施設の方には国久と亮輔兄ちゃんの二人に頼んじゃった」キャスター付きのテーブルに盛り合わせを置きつつ少し舌を出す康宏。
(話って国久たちが居たら話せない内容なのかな? )もし僕が今考えている内容が合っているとしたら確実に子供二人の事。
亮輔は鈍感だからローションとか買っても気がついてはいないだろうと思う。
こういう所本当に鈍感だから。
結婚してる僕が言うんだから間違いない。
「光啓達の事だけど、一ヶ月に一回位は自由な時間作ってあげた方がいいのかな? って思って……」
ほら、やっぱりね。光啓たちの事だった。
「一ヶ月に一度って言うのはさすがにきついと思うよ? ホテルでは相当お盛んだったみたいだし。だから出来ればでいいんだけど、一ヶ月に二日。二日の一日は僕の家。もう一日は康宏の家に泊まるようにして、その日のご飯は自分達で作る事ってのは駄目かな? 」自分の学生時代を振り返るとさすがに一ヶ月に一日ってのは耐えれなかったと思う。
だけど、やっぱり毎日って言うのはさすがに気が引ける。
だから僕としては、大目に見て一ヶ月に二日で手を打てればと考えてるんだ。
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