みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第61章 第六十一話 優夜の子育て日記2
正直に顔を上げた克俊の顔は零れそうに涙を溜めて唇を噛み締めながらそれでも必死に僕の目を見てる。
「優夜お兄ちゃん。やっぱり初めてした時って痛かった? それに変って思わない? その男同士でしたいとかって」
「えっと、初めてした時はあんまり準備とかしてなかったから痛かったよ。でもね、ちゃんと準備すれば痛くはないはずだから安心して。それと、男同士だから変ってのは違うと僕は思うんだ。女性でも一人の人を好きになるって事に変わりは無いと思うし、好きになっちゃったら仕方ないでしょ? 男同士だからって諦めれる? もし諦めちゃうんだったら僕が取っちゃうよ? それでもいいの? 」こういう事言っちゃいけないんだろうけど、今の克俊に必要な事は辞めさせる事じゃなくて大事な一歩を踏み出させることだと思う。
僕も初めての時は怖かったし苦しかったけど、それでもやっぱり他の人に取られる位なら痛みなんて自分の隣から大好きな人が居なくなる事よりも痛くないって思えたから。
(克俊。諦めるな! ここで諦めると大好きな人離れて行っちゃうぞ? )
「嫌だ! 」首を振り回しながら叫んでくるサラサラの黒髪で涙が零れ落ちそうになっているまん丸の目。
「嫌だったらちゃんと他の人から取られないようにしないとね」にっこり微笑みながら答える僕を克俊はただただ呆然と見てその後不意にまた俯いてしまう。
「でも、あいつってば、僕が痛いの我慢してたらやめちゃうんだもん。そのままなんか不機嫌になって不貞寝しちゃうし」顔を上げて言って来る言葉は声が大きくてベットでスヤスヤ気持ち良さそうに寝てた亮輔が目を覚ます。
「優夜。こんな夜遅くまで何やってるんだ? あれ? 克俊どうした? 」なんて間の悪い起き方ばかりしてるんだろう? ま、そういう亮輔も僕としては大好きなんだけど。
「そだ、亮輔。少しだけ頼み事していい? あのね、克俊を抱きしめててくれない? 」そこまで言うとそそくさと僕は克俊達の部屋へと向かうべく椅子を立ち上がる。
「ちょっと、優夜どういう事か位説明してくれよ。いきなりハグしろって言われても判るわけ無いだろ? 」僕の手を掴もうとする大好きな手から今だけは逃げた。
「理由は後で話すからお願いね? 」それだけ伝え終わると僕は部屋を後にする。
チンプンカンプンの亮輔と何かを訴えたそうな目で見つめてくる克俊の二人を残したまま……
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