みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第59章 第五十九話 これからの二組
亮輔の事だから指輪のケースに別の小物とかを入れたりしそうだから多分その手の感じなのだろうと思いつつそーっと慎重に開けた僕の表情をチラチラと横目で確認している亮輔が面白い。
ゆっくり覗き込みながら開けると、そこにあったのはシンプルな銀色のリング。
宝石とか何も無いけど、それが一体何を意味するのか位は僕でも判る。
それでも、日本で結婚出来ないのに僕なんかが貰っていいのかと迷ってしまう。
指輪と亮輔を交互に見てどうしたらいいのか何を言ったらいいのかわかんなくなった僕の右手を亮輔が取り、そっと薬指にリングをはめてくれた。
右手の薬指。
間違いなく婚約指輪をはめる場所。
勘違いではない事を、自分の薬指にはまった銀色の指輪がひんやりと教えてくれる。
「本当に僕なんかが貰っていいの? 後悔…しない? 」俯いたまま堪えようとするけど声は涙声に変わる。
「優夜にしかやりたくない物だよ。お前以外には誰にもやらない。命掛けられてもやるもんか」ギュッと抱きしめてくる腕は僕をすっぽり包んで力強く僕の頭を抱きしめてくれた。

翌日仕事場でも指輪を亮輔からつけとけ! と念を押された為つけていると案の定秘書室の閻魔様に見つかる。
ただ、ちょっとだけ違ったのは怒られたのが僕だけではなく康宏も怒られたって事かな?
康宏の右手薬指には金色のリングがつけられていた。
(国久から貰ったんだ。嬉しかっただろうな。でも、僕みたいにどうしたらいいの? これ。とかの反応はしてないだろうけど)怒られている途中だという事も忘れ、クスリと笑うと当然怒りが舞い戻ってしまった雷に再び力が込められる。

ニコニコ顔の僕と康宏は仕事が終わった瞬間にそれぞれ好きな人の仕事部屋へと逃げ込んでいく。
(昼間みたいに雷落とされる前に逃げないと、今度は亮輔まで怒られちゃ嫌だし)
「亮輔ぇ。仕事終わったよ。帰ろ」社長室に飛び込んで亮輔の隣まで行き擦り寄る。
指輪を貰ってからタガが外れ亮輔に甘えまくる。
二人肩を並べながら会社を出て家に帰る。
外食は元々少なくて一年で何回か数えるほど行く位。
その方が体調が悪くなりにくい。
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