みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第57章 第五十七話 理解
息はますます苦しくなり指一本動かすことが出来ない。
こんなに苦しくて自分の体を動かす事が出来なくても僕はやっぱり大好きな人の事しか頭の中に浮かんでは来なかった。
目を閉じるとすぐに浮かんでくるのは亮輔の顔。
どの記憶を探してみても亮輔の事ばかり。
今までの全てが亮輔で成り立ってる錯覚さえしてしまう程大好きな人以外の記憶は浮かんでこない。
「どこかで見たことあると思ったら優夜君じゃない。どうしたの? そんな所に座り込んで、亮輔は? 」心配そうに覗き込んできた顔は亮輔のお母さんだった。
僕の顔を見た途端道行く人に頼み込んでビニール袋を貰うとそそくさと僕の顔に当てる。
呼吸も楽になってきた頃お母さんは立ち上がるとどこかに電話し始めた。
「何してるの! 神谷ホテル前に居るから迎えに来なさい! パジャマのまま一人で歩かせるなんて何考えてるの! 」
電話を切るとしゃがんで、僕に伝えてくる。
「思ったこと何にも言わない子だけどこれからも宜しくね。優夜君。でも、あれには参ったわよ。毎晩こりもせず、明け方まで電話してきては自分と優夜の事認めてくれって。亮輔のあんな頑固な所初めて見たわよ。本当に愛されてるのね優夜君」初めて見た微笑みは優しい母親の笑顔だった。
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