みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第52章 第五十二話 優夜の激怒
亮輔の腕の中に飛び込むと、そのまま抱えられて僕が居た付近を通り越し、のた打ち回ってるやくざも踏み付け、さらに亮輔は僕を抱えて数百メーター逃げ回った。それも必死に。
何人のヤクザさんがのた打ち回っているうちに踏まれたのかわからない位踏み付られる。
何かにぶつかって止まってくれて状況を把握しようとして、僕の後ろに居たとされる障害物?を見る。
そこに居たのは一番ガタイがいいんじゃないの?って聞きたくなる様な黒服で短髪でいかにもボスと言いたげに高そうなサングラスを掛けたおっさんが居る。
「りょ…亮輔。この人知り合い? 」亮輔に真剣に無駄な事を聞いてる僕は馬鹿なのだろう。
「知る訳……ないだろ? 」そっと告げてきた最終宣告。
危ない気がしてなりふり構わず亮輔を突き飛ばす。
「坊ちゃん。よく俺の仲間蹴り飛ばしてくれたな! 」次の瞬間にはピストルの音が公園内に鳴り響いた。
それも康宏たちが使ってるようなビービー弾の拳銃の音ではなく鼓膜を一発で破ってしまいそうな音。
危ないと思った時に亮輔を思いっきり突き飛ばしといてよかった。
貫通したのは僕の左肩。痛かったけど亮輔に怪我が無いと勝手に思い込み少しだけ安心する。
もう亮輔と付き合い始めてからというもの何度も何度もこの痛み味わってきてるから大丈夫みたい。
痛いけど、のた打ち回る程僕の許容範囲は超してない。
というよりも、ここでのた打ち回ると僕を殺そうとして撃った瞬間に亮輔が僕を庇って怪我とか死んだりしたら嫌だからのた打ち回るなんて出来ないんだ。
下手したら死にかねない状況でやっぱり僕の視線は大好きな亮輔に向けられる。
亮輔のかっこいい顔に流れていた一本の赤い線。
それが何を意味するのかなんて、馬鹿な僕でもわかる。
僕に当たった弾は僕の体を貫通して亮輔の顔を掠めたんだ。
そして、亮輔の顔を傷付けた。
僕の中で何かがブチッと切れる。
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