みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第51章 第五十一話 皆の為に出来る事
朝食を食べ実家を後にした亮輔と僕はデパートで食材とか買い物をして、家に帰り着く。
郵便箱の中身を取り出し、食卓の上に置くと冷蔵庫に戦利品を入れ込んでいく。
「亮輔。お願いがあるんだけど、車とかの免許取ろうかと思って。だめ? 」整頓しながら亮輔が渡してくれる食材を次々直しつつ聞いてみる。
「どうかしたのか? 別に優夜が取らなくても俺が持ってるから大丈夫なんじゃない? 」亮輔の顔を見ること無いまま、さらに聞き返す。
「少しでも亮輔の役に立ちたいんだ。ほんの少しだけでもいい。何だっていいから亮輔の為に何かしたい」今までの僕は自分勝手過ぎたんだ。自分の事ばっかりで亮輔の事や国久の事、康宏の事考える余裕なんて、これっぽっちも無い。
だからこそ、少しでもみんなの役に立ちたい。
血の繋がってない兄弟でみんなで助け合いながら僕の面倒を見てくれたみんなに少しでも恩返しがしたいんだ。
「確かに亮輔が免許持ってるから必要無いのかもしれないけど、それだったら別の免許でもいいんだ。みんなの役に立てる免許なら」
「それだったら今すぐにでも出来るぞ? 国久はお前の料理好きだし、康宏に料理の一つでも教えると喜ぶと思うけどな」満面の笑顔で言ってくる亮輔だけどそれだけじゃ足りない。
「僕の貯金ってどうなった? 遺産として分配されちゃった? 」ふと思い出した疑問。
「大丈夫。優夜が戻ってくるまで俺の名義で保管してるからちゃんと返すよ」
「そしたらそのお金で免許取る。それならいいでしょ? 」何度も何度もしつこく食い下がってそれでもなかなか許してくれない亮輔だったけど、何とか許してもらった時にはとっぷり日が暮れていた。
リビングに置きっぱなしにしていた手紙を一通り目を通していく。
電話料金に電気とガスと水道にクレジットカード等の請求書。そして何気にある僕宛の封筒。
その封筒を開け中の文章を読む。

「優夜君へ。明日深夜二十四時に亮輔が勤めている会社の屋上にチャーターしたヘリを準備して待ってるので認めて欲しかったら遅れずに一人だけで来なさい。亮輔の母より」
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