みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第50章 第五十話 拭えない過去
懐かしい空気と気まずさの入り混じってる不思議な食卓風景。
確かに僕自身から迫ったのだから亮輔は悪くない。
でも、亮輔は目で僕に伝えてくるんだ。
これは年上の責任だからって。だけどね、やっぱり嫌だよ。好きな人が怒られるの見るのは……
慣れない左手で黙々と食べる僕とこの雰囲気を和まそうと話を振り続ける母さん。そして未だにばつが悪そうにしょ気てる父さんと僕の手が不自由だろうと構い続ける亮輔。
異様な家族の食事。
だんだん耐え切らなくなってきちゃったよ。何だか父さんと亮輔がお互い顔も見ないからこの空気がおかしくなるんだ。
僕は左手に持ってたフォークを置いてそっと聞いてみる。
「父さん。まだ怒ってる? 僕達の事」一瞬にして凍りつくその食卓。
それでも僕は聞かなきゃいけない気がした。
「怒ってはいるが、最終的には本人達が考える事だろう? 亮輔。一つだけ言っておく。本気で優夜の事好きなら命賭けて守れよ? 何があっても離すんじゃないぞ」父さんの一言は重かった。軽い一言じゃないけど、父さんもやっぱりこの空気に耐えられなかったみたい。
カチンコチンに固まってしまった空気がゆっくりと溶け始めやがて最後の氷を溶かすように亮輔が言い始める。
「わかってる。優夜は命賭けてもまだまだ足りない程大事だから安心して、父さん」真剣な眼差しでお父さんに言う亮輔に僕の心臓は破裂しそうなほどドキドキしてる。
父さんと母さんの前じゃなければ今すぐにキスしてエッチしたいけど、さすがに食事中で父さんも母さんも居るから出来ない。
ウズウズしながら我慢しつつ、たまに亮輔に熱い視線を送りながらご飯を食べていく。
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