みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第6章 第六話 優夜の教育!?先生は亮輔?(R18指定)まだまだ無料です!
また、あの快感を感じたいのに。
亮輔と一秒でも離れるのは嫌なのに。
どうして判ってくれないんだろう。
辛くて苦しくて悲しくて……優夜には処理する事もどうする事も出来ない負の感情。亮輔が鍵を開けて部屋に入ってきた時、発作的に起こった行動へと優夜を暴走させる。
上下お揃いのアニメで優夜が良く見てるマスコット的なキャラクターがプリントされているお気に入りでブルーのパジャマの袖から指先だけ見えるような腕の短さだが、ぬいぐるみを拾い上げて投げる程度の支障はこれっぽっちも存在しない。
優夜の腕は次から次にとベットの下に落としたぬいぐるみを掴み上げては亮輔に投げつける。まるでぬいぐるみのマシンガンの如き速さだ。
背後からいきなり大量のぬいぐるみを次から次に投げつけられる亮輔も度肝を抜かれたようでさすがに足が止まる。
「な、何でぬいぐるみ投げてくるの? 」全く持って欠片すら気付いちゃいないこの頓痴気め!
「何ででも! 何で一緒に寝るって約束したのにどうして隣に居てくれないの! 馬鹿ぁー! 鈍感! 意気地なしぃ! 」思い浮かぶ罵詈雑言を優夜は思いついた順番に叫びながらポロポロと泣き出す。
さすがにここまで弟になる優夜に言われてしまって、目に見えてうろたえる亮輔。
優夜が叫ぶ間にも次から次にぬいぐるみは飛んでくる。
そのうちぬいぐるみだけではなく凶器まで飛んできそう。(いや、作者が思ってるんだけどね)
そこは亮輔と同じだったらしく彼は果敢? にも暴れまわる姫君、かく言う優夜の所にぬいぐるみというマシンガン並みに飛んでくる被弾を避けながら歩み寄る。
「アンタ誰! どうやって入ってきたのか知らないけどアンタ邪魔ぁ! アンタなんて大嫌いだー!! 」いきなり驚愕の大きさを物語るテレビが作者に飛んできて優夜たちの世界を築き上げた彼は遠い彼方の星になった。
「どっから出てきたのー。そのテレビーそしてなにその怪力ぃーーー」そんな事を叫びながら作者は消えうせる。
何とか作者(邪魔者)が吹っ飛んだ隙に亮輔は優夜の元まで辿り着き、小さく戦慄いている彼の肩を掴み抱き寄せた。
「急にどうしたの? 僕が何かいけない事しちゃった? してるならちゃんと言ってね」何とかぬいぐるみのマシンガンは止めれたものの三度いつ飛んでくるか判ったものではない。
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