みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第49章 第四十九話 言の葉と言の刃(ことば)
だから嫌われちゃったら仕方ない。その時はその時で考えよう。
「我侭じゃ…ない。優夜が望む事なら努力するよ」寂しげに俯く亮輔に何だか悪い気がしてしまう。
「私は絶対認めませんからね! 優夜君。これ以上亮輔の人生狂わせたらどうなるか覚えてらっしゃい! 今日は失礼するわ」僕と亮輔の脇を抜ける時僕を睨み付けて帰って行く。
ムカついたけど仕方ないよね。お腹痛めて生んでくれた亮輔を僕なんかが横からしゃしゃり出て亮輔奪っていったんだもん。
「亮輔帰ろう? そうだった。僕今右手使えないんだよね? 利き腕なのにな」シュンと項垂れながら亮輔に寄りかかる。
僕にとっては今精一杯の甘えをしてる。
そう。これは甘えてるの。亮輔の事大好きで愛してて少しでも離れると泣いちゃいそうな僕の精一杯の甘え。
「優夜は甘えん坊だな」そう告げた口元はにこやかに笑っていた。
「僕ね、亮輔のお母さんが認めてくれるまで頑張るから。だから亮輔……僕に頑張る勇気頂戴」猫なで声で精一杯の甘えと精一杯のおねだり。
僕の中では不安ばっかりで怖くて寂しくて悲しくて複雑な闇に捕らわれている感覚がして亮輔が隣に居てくれるから何とか耐えれてるんだ。亮輔の体温や匂いが僕の気持ちを落ち着かせてくれているから。
(でも、どうやったら納得してくれるかな? 頑張るって言っても何を頑張れば認めてくれるんだろう? )
「優夜。優夜が頑張る為の勇気あげるはいいけど、俺の隣で他の人の事を考えるのは感心しないぞ? 優夜は昔っから顔に出やすいんだから」笑いをかみ殺した亮輔が僕に言うけど、僕としては小さい時のあの鈍感さには負ける。
二人で十分位笑いあった後やっとで家に入った。
「お帰り。優夜。食事とか洗濯とか洗い物とか全部俺に任せとけ」ドンと胸を叩きながら言う亮輔だけど、全部任せて亮輔きつくないのかな?
「大丈夫? きつくない? 一応肩を怪我してるだけだから手は動くんだけど」
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