みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第47章 第四十七話 二度目のラブレター
よし! 書き終えた。
最後の一文は僕と亮輔だけの合言葉。愛してるよ。亮輔。って書いたんだ。
これだと亮輔は僕の事判ってくれる。
だって僕と亮輔だけの言葉だから。
「へー。何か僕が寝てる間にコソコソとしてると思ったらラブレター書いてたわけね。ま、いいけど、亮輔兄ちゃんにどうやって渡すの? もしご迷惑でないなら僕から渡しとこうか? 」
「でも、亮輔に聞かれたら何て答えるのさ? 」亮輔が書いてくれたラブレターなら受け取って、僕に渡して欲しいと思うけど、さすがに渡すのは自分でしようかと思ってたんだけど……
「大丈夫だって。僕に任せて! 」僕の書いた人生二度目のラブレターを奪い去り、何処かに持っていってしまう。
康宏がラブレターを隠し終えたのか戻ってきて付け加える。
「今、亮輔兄ちゃんのお母さんが帰ってきてて、ポストに入れようものならラブレターなんて全部捨てちゃうらしいから、ポストに入れるんじゃ亮輔兄ちゃんが見る前にゴミ箱にポイだよ? 駄洒落じゃないけど……」それでもいいの? と目で問いかけてくる康宏に僕は素直にお願いする事しか出来なかった。

翌日仕事に出かけるという康宏と一緒に国久の家を出て、今僕が住んでいる所の地図と住所を書いた紙を渡す。
康宏と別れた後、自宅に帰ると玄関口で一人の女性が蹲り座り込んでいた。
「京哉? 婚約までして何で急に別れるの? どうしてなの? もしかして詐欺じゃないでしょうね? 」
だんだん嫌気が差してきた僕は一回溜息を吐くと静かに反撃し始める。
そう。何度も言うけど僕は二つの記憶を持ってる。精神の記憶と肉体の記憶その二つの記憶を持ってるから知ってるんだ。
何故京哉君が自殺したのか。
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