みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第44章 第四十四話 我侭プー帰還!?
翌朝僕が目覚めた時電話が鳴り響いていた。
仕方なく受話器を取ると、女の人の声がどでかい音で聞こえてくる。
「京哉(きょうや)! 急に私と別れるってどういうことよ! 今一体何してるの? 私は絶対別れないからね! 」この体の彼女らしかったが、もう既にこの体を所有していた人は居ない。
だって僕がこの体貰う直前に自殺してたんだ。
「ごめん。好きな奴が出来たんだ。もう迷惑だから掛けてこないで」それだけ呟き、耳元でギャアギャア五月蝿く喚く声を無視して受話器を電話機に置く事で防ぎ、亮輔の事だけ考えたい僕はそそくさと電話線を引っこ抜く。
机に向かい亮輔へのラブラブレターを考える。
初めてのラブレターは別れを書いちゃった。
亮輔はもう読んだかな?
僕にとっては亮輔が隣に居て欲しいと思うのだが、亮輔は今でも隣に居て欲しいと思ってくれてるのだろうか?
お昼近くになりそろそろご飯の準備をしようとした時、コトンと郵便受けに入ってきた一枚の封筒。
宛名は何故か優夜になっていた。
そっと包みを開き中の文章に目を走らせる。
どこかで見たミミズ文字。
「優夜。言い忘れた事があったから手紙を書いた。ま、天国からの応援レターとでも思ってくれ。それで、言い忘れたってのはそいつの体はお前がその体の中に戻る直前で死んだ体だってのはもう知ってると思う。ただし、その体はお前のものじゃない。だから亮輔が心底からその体に入っている精神が優夜自身だと信じれたらその体は元の優夜自身に替わってくれる筈だ。だから安心しろってこと。あと、文章でお前が優夜だと言ったとしても問題は無い。俺に言えるのはそれまでだ」ミミズ字で書かれていた応援レター?は読むだけでも三十分も無駄に労力を費やしてしまった。
「ありがとう。といいたい所だけど! 作者ぁー! もうちっと読める文字で書きやがれ! ミミズ字でも構わないけど、解読器でも一緒に入れろっての! 毎回毎回一字づつ考えるのめんどくさいっての! 」手紙をゴミ袋に破り捨てながら叫んだ僕の声は亮輔に届いていたりして……
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