みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第39章 第三十九話 いういえ(キスして)
病院の先生はちゃんと亮輔達の名前思い出しただけで奇跡だって騒いでたけど、僕が亮輔の事忘れるなんて絶対にあり得ないっての。
でも、僕の不安はちゃんと以前通りに話せるのか?
亮輔を前みたいに感じれるのか?
その二つだけが膨大な不安として僕を押しつぶそうとする。
だけど、不安に負けてても仕方が無い。
「おおすけぇー。えーおいおう?」亮輔にだけ理解出来るらしい言葉を言う。
亮輔と僕だけの言語。
たった二人だけの。
だから外でも人前でも何処でも恥ずかしがらないで言える。
さっきみたいに、亮輔。デート行こう?ってさ。
その後は楽しかった。
初デートの場所ちゃんと亮輔は覚えてて連れて行ってくれる。
何にも乗る事は出来なかったけどそれでも、一人で来た時みたいに寂しくは無かった。
亮輔が隣に居てくれるから。
僕にとっては何よりも大事な人が隣に居てくれたんだから。

翌日亮輔は仕事みたいで朝早くから出かけていく。
亮輔と入れ替わりに来たのは康宏だった。
僕が闇を歩いていた時間は長かったらしい。
そう、高校生のはずの康宏がもう悪魔がパンドラの箱を僕に手渡してきた時の年齢なんだもん。
僕の頭にコードを繋ぎ終わると康宏が静かに挨拶してくる。
「優夜兄ちゃん。おはよう」その声はあの頃のような可愛いだけの声ではなく男の声。
低くなってた。
「おあおう」康宏にも通じるか試したくなった僕はおはようと言ってみる。
「優夜兄ちゃん。頭で考えてくれた方が僕は助かるな。亮輔兄ちゃんみたいに頭良くないから」少しだけ頭を掻きながら伝えてきた康宏はやっぱり僕の覚えている康宏と違った。
頭の中でもう一度おはようと言ってみる。
すると、天井に設置されたスピーカーから機械音を言葉として伝えてくる。
「オハヨウ」高揚の無い音声が天井に設置されたスピーカーから流れてくる。
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