みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第38章 第三十八話 あ・あ・い・あ(ただいま)
僕の奇跡は何度続くのだろう?
亮輔の元に戻ってこれたのは奇跡だろう。
台所に着き、調理を始める亮輔の横顔は凄く嬉しそうだった。
僕も亮輔に作ってる時あんな顔だったのかな?
「優夜。今日は病院の受診日だから久しぶりに一緒にお出かけだな」顔を僕に向けニッコリ微笑みかけてくる。
僕も笑顔で返したくて頑張って口の端に力を入れる。
垂れ下がった四肢と後ろに倒れる僕の頭。
廃人と化してしまったんじゃないかと思える恐怖感。
このままなんて僕は嫌だ。
そんな事してたら亮輔に嫌われちゃう。
持ち上がらないと判っている手に思いっきり力を入れると微かだが持ち上がる。
「うーーーーーーーーーー! 」
「どうしたんだ? 優夜……腕…ちゃんと上がってるぞ……頑張れ…俺の頬に頑張って触れて来い」僕の手に顔を近づけ何故か亮輔が泣いていた。
(亮輔の頬に触れたいよ。亮輔に触りたい。亮輔に愛されたい。亮輔に……)
もう二十分位過ぎた頃やっとで、やっとの思いで亮輔の頬に触れる事が出来た。
亮輔の頬は柔らかくて暖かい。
僕の手に亮輔の手が重なりそっと寄り添ってきた唇に濃厚なキスが降りてくる。
胸の中がキューって締まる気がしてちょっと切なくて嬉しくて、そして僕は亮輔の隣に居て良いんだと思えた。
亮輔がくれた濃厚なキスは息が苦しかったけど。

亮輔とデート。
病院に行かなきゃいけないけど、その後はデートの時間。
亮輔が約束してくれた。
病院は大嫌いだけど、その後亮輔がデートしてくれるなら病院位我慢出来る。
僕って現金な子?
亮輔とのデートは皆には内緒。
久しぶりのデートなんだからそれ位良いでしょ?
ほらそこ! 文句言わないの。
その後の話はちゃんと書いてあげるから。
作者でも亮輔でもなくこの僕の手で。
だからね、許してよ。
いいでしょ?
いいよ…ね?
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