みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第38章 第三十八話 あ・あ・い・あ(ただいま)
いつか見た闇の中で僕は目を覚ました。
そう僕は死んだんだ。
僕の隣に亮輔が居ない事が何よりの証明。
僕から亮輔を手放すわけが無いんだから。
これから僕はどうなるんだろう?
闇の中の悪魔に食べられちゃうんだろうか?
それとも天国とやらに行けるのかな?
いや、僕が天国なんてありえないから、行けるとしたら地獄だろうな。
大好きな人の人生滅茶苦茶にしちゃったんだから。
あの程度の痛みで償えるわけないんだから。

微かな温もりが何故か唇に触れてくる。
懐かしい温度と湿度に忘れられない感触。
大好きなあの人に似てる。
(亮輔。闇の孤独な中でも一緒に居てくれるって言うの? 亮輔優しすぎだよ。僕なんて亮輔にだけは甘えん坊だから甘えちゃうよ? 二度と離さないよ? 苦しめちゃうよ? それでもいい? 本当にいいの? )声にならない言葉が紡がれる。
上も下も無いただの闇の中感じた温度は僕の足元に光が舞い降りてきた。
(亮輔。お迎え来たみたいだよ。先に行っちゃう僕を許してね。また、会いたいな。最後の一回で良いから亮輔の笑顔見たいな。亮輔の腕に抱かれたいな。僕の体の中に亮輔感じたいな。未練ばっかりでごめんね。それでも亮輔が大好きすぎて未練一杯なんだから許してよね? )そっと足を踏み出し、差し込んでくる光へと踏み出す。
「優夜。おはよう。朝だぞ。今日も楽しく過ごそうな。大好きだぞいつまでも永遠に」そっと後ろから聞こえてきた声。
僕が亮輔の声を聞き間違える訳ない!
これは間違いなく亮輔の声だ!
(永遠に。大好きだよ。亮輔)だから僕は声のした方に戻る。
亮輔の元に戻る道に何が待ち構えていても、僕は亮輔が亮輔だけが大好きだから。
悪魔が食いつこうと針の道であろうと火に炙られようと絶対に亮輔の元に戻るんだから!
絶対に戻るんだ!
光に背を向けた途端僕の足元を照らしていた光が一瞬にして消え去り、僕を纏うのは闇のみになった。
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