みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第5章 お勉強の前に仲直り?
「そっか、優夜君はもう僕と話したくないのか。余計な事して嫌われちゃったかな。本当にごめんね。ただ、悪気がなかった事だけはわかってくれると嬉しいな」それだけ言うと亮輔兄ちゃんは踵を返して部屋を後にしようとする。
(え? 何で亮輔兄ちゃんが出て行くの? 僕が全部悪いのに。国久の事は正直ムカついたけど仲直りの切っ掛けくれたのは亮輔兄ちゃんだし。亮輔兄ちゃんは悪くない。その優しさをズタズタに切り裂いたのは僕。追いかけてくれたのに玄関閉めちゃって結果的に締め出した形になる。そしてさっきの部屋の鍵も折角僕の為に一泊の旅行もそっちのけで晩御飯の用意までしてくれてたのに。ぬいぐるみだってちゃんと向き合わずに自分の勝手な我侭で投げてその上に酷い事まで言った。亮輔兄ちゃんは僕の為にしてくれたのに)
「ごべんなざい…ヒック…わるぎば…ヒック…ながっだ…ヒック…がらだががっでにうごいで…ヒック…どうじようもなぐて…ヒック…りょうずげにいぢゃんごべんなざいぃー」
多分判りにくいので作者が日本語に翻訳しましょう。(何語? )
優夜はこう言いたかったのである。
(ごめんなさい。悪気は無かったんだけど体が勝手に動いてどうしようもなくて亮輔兄ちゃんごめんなさいぃー)という事らしい。お話の途中失礼しました。

今までの比じゃないほどの涙を流し、それだけでは足りないとでも言うように鼻水まで大量に出る始末。泣きすぎて喉を痛めていたのだろう。声もガラガラ。それでも亮輔兄ちゃんが自分の事を嫌ってないと判ったから自分も嫌ってない。むしろ自分でもどうしたらいいのか判らない位に好きで仕方ないのだ。
それが兄弟の好きなのか人として尊敬に値する好きなのかはたまた恋人みたいな好きなのかはまだ判らなかったのだが……
ズビズビと鼻水を啜り上げ、頑張って言う。
「嫌いじゃないの…ズビ…亮輔兄ちゃんの事考えただけでどうしたらいいか判んなくなって…ズビ…口も勝手に動いて…ズー…だから行かないで。見捨てないで。嫌いにならないでぇー」頑張ってそこまで言い切ると少しばかり落ち着いたかに見えた涙が再び頬を余す所無く濡らしていく。
「何でこんなになるまで意地張るかな? 何でか判んないけど優夜は目を離せないんだよな。少しでも目を離すと見えなくなっちゃいそうな霧みたいで」僕が理解出来る範囲を超越した言葉を言いながら体を静かに抱き寄せてきた。
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