みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第34章 第三十四話 パンドラの箱
考えあぐねていた亮輔のお見合いは我慢できなくなってしまった父の手によってセッティングされお見合いの日取りも決定していた。
僕がもし死ぬなら亮輔の優しい腕の中で死にたい。
あの安らぎを持って行きたい。
でも、それは亮輔を縛る事になる。
そして亮輔を苦しめる事に他ならない。
迷っていた。
亮輔のお見合いに入り込み亮輔を奪い返すのかを。
普段の僕だったら我慢なんて出来なくてしちゃう所だろうが今の僕にはその決断が出来ずに居た。
次の瞬間には僕の命は尽きるかもしれないのに亮輔を縛って身動きが取れないようにしてしまっていいのか。
亮輔の人生をどん底に落としてしまうかもしれないから。
僕の日記も早一ヶ月を迎えようとしていたある日。
父に連れられ亮輔は渋々お見合いへと出かけていった。
本当は、引き止めたかった。
父を跳ね除け亮輔を無理やり引っ張り逃げ出したかった。
そして亮輔を他の誰にも触れさせたくなかった。
指一本も触れさせたくない。亮輔に触れていいのは僕一人なんだから! と叫びたい。
全世界の人間に亮輔は僕だけの大事な人なんだって知ってほしい。
そして僕の唯一の生きがいである亮輔を奪わないでほしい。
これは僕の我侭なんだろうか?
我侭なのだろう。
亮輔より先に逝ってしまう可能性が高くなった僕が自分だけのエゴで亮輔を縛りたいって自分だけに向かせたいって思ってる。
亮輔が見えなくなると僕は静かに部屋に入った。
急いで国久と康宏が入ってきて詰め寄ってくる。
「優夜! いいのかよ! お前亮輔の事好きなんだろう? どうなんだよ! はっきり言えよ! 」国久は僕の胸倉を掴んできて怒鳴り散らすように叫ぶ。
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