みんな・愛してるよ
みんな・愛してるよ
成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
みんな・愛してるよ 第32章 第三十二話 不安
「亮輔近くに居るの? 亮輔ちゃんとご飯食べてる? 体調悪くなってない? 」
「それは大丈夫。亮輔兄ちゃん食べないって言い張ってたけど交換条件突きつけたら食べてくれたから」
……康宏…なんて怖いことしてるの?
国久以上に亮輔が怒ると怖いんだよ? 
「それで、優夜兄ちゃん電車の音してるから新幹線に乗ってるんだね。よかった。今日は国久も亮輔兄ちゃんも優夜兄ちゃんも皆休みになったらしいから安心して帰ってきてね。それじゃ」矢継ぎ早にそれだけ言うと慌しく通話が切れた。
多分康宏に亮輔が怒鳴って国久と康宏で亮輔に言い返してるのが丸判りなのが簡単に想像できて面白い。
そこで、ふと思い出した。
今日は平日で康宏の学校は七時までに家を出ておかないと遅刻のはず。
今の時間は八時半。
という事は……ずる休み?

一人で黙々と探偵もびっくりな程の推理を頭の中で繰り広げ、今更昨日から何も食べてないことを思い出す。
「もー。亮輔ばかり心配して僕自身が食べてなかったら駄目じゃん! 」一人突っ込みをしながらお弁当を売ってる人からお弁当を二つ買うとそそくさとお弁当をかき込む。
おいしいかおいしくないかなんてどうだっていい。
だってこれは誰か一人に対しての愛情が入ってる訳じゃないだろうし。
何とかお昼過ぎには家の前に着き玄関の鍵を開ける。
すると中からいきなり亮輔が飛び出してきて抱きしめてくるものだからご近所さんに見つからないようにさっさと入る。
「ただいま。康宏ごめんね。国久もごめんなさい」玄関口で仁王立ちしてる康宏と国久に謝って亮輔を引きずりながらリビングに行く。
「お帰り。亮輔兄ちゃん! 優夜兄ちゃんから離れて! 全くどっちの方が年上何だかわからないよ! ねー国久」国久に言う時だけは猫なで声でニッコニコの康宏。
当然か。僕だってそうだもん。
何とかリビングの椅子に座ると康宏と国久も自分の席に座って問いただしてくる。
147
最初 前へ 144145146147148149150 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ