みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第32章 第三十二話 不安
その日の夜は何故だか寝れなかった。
亮輔に初めて告白された部屋の入り口。
亮輔に茶化された脱衣所。
そして初めて亮輔が抱いてくれたベット。
その一つ一つが僕の大事な宝物。
痛かったけどちゃんと最後までしてくれた。
僕の為に涙を流してくれた。
初めて気持ちが通じた部屋で今日は僕一人だけ。
それが僕の眠気をさらっていく。
ただひたすら、ベットに座ったりお風呂に入ろうとして赤くなってやめたり、かれこれ色んな所を十秒間隔位で四時間ほどウロウロしてる。
朝もやの中で寝不足の為目の下に豪華な隈が出来上がった僕の顔が今手洗い場の鏡に映っていた。
「やっぱりこの部屋は駄目だ。恥ずかしくておちおち寝てられない」無理やりこの部屋を空けて貰って強奪するように部屋を確保した僕自身、何故この部屋じゃないと嫌だったのか今ではわからない。
明け方までウロウロして、背広に腕を通しそのままホテルをチェックアウトして帰途に着く。
電車に乗り込んでもまだ自分がどうしたらいいのか、それすらも浮かんでは来ない。
電話のバイブがなり始め急いで公衆電話が設置してある場所に向かう。
着信記録から康宏の携帯に折り返しの電話を掛けるとすぐに康宏が出てきた。
「康宏? どうしたの? 急に電話してきて」
「優夜兄ちゃん今何処? あー! 亮輔兄ちゃん邪魔しないで! これ一応僕の携帯なんだからね! 国久ぁー亮輔兄ちゃん止めてよ! 」何か喧嘩のドタバタに混じって亮輔の叫び声がかすかに聞こえてくるが何を言ってるのか定かじゃない。
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