みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第30章 第三十話 暗転
「そうなの。頑張んなさいよ! 今泣いてちゃ亮輔君誰かに取られちゃうわよ? うふふ」茶化してきた母さんは懐かしくてそしてやっぱり僕の母さんなんだって思える。
「ありがとう。あと、お皿割っちゃってごめん」罪もないお皿を一枚。いや、既に今までの分を考えると数十枚、否数百枚割ってきている僕にとっては今更の話なんだろうけど。
割ってしまったお皿を慣れてしまった手つきで片付け、僕はそのまま居間へと足を向ける。
大好きな亮輔の顔を見て安心したかったんだ。
(亮輔。離れたくないよ。一瞬だって離れるのは嫌だ。ずっとずっと一緒に居たい。片時も離れる事なんて考えたくない)
「お。ちょうど良い所にきた。優夜。お前にもいい話があるんだ。ちょっと来なさい」にこやかに笑う父さんの前で亮輔の顔が固まってる。
「な、なに? いい話って」とりあえず亮輔の隣が僕の特等席だから素直に亮輔の隣に座る。
すると何故だか亮輔は立ち上がり、リビングを何も言わず出て行ってしまった。
「優夜。この写真見てみろ。可愛い人だろう? 」台紙に貼り付けてある写真を僕に手渡し、同意を求めてくる。
写真には髪が長くておっとりした女性が着物を着ていた。
可愛いけど、僕にとっては着物を着たただ単の人。
何の感情も持てなかった。
「う・・・ん。でも、これってもしかして。お見合いじゃ……ないよね? 」一番的を得ているであろう物を口にする。
「良くわかったな。さっき亮輔にも別の人のお見合いの話をしてた所だったんだ。優夜も彼女とか居ないみたいだしそろそろ自分の家庭を作って何かを守るのも大事だと父さんは思うぞ」もっともな事を言ってくる父さんの言葉は僕の耳に届く事は無かった。
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