みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第30章 第三十話 暗転
大学まで亮輔と楽しい学生生活を満喫した僕は国久と共に父さんの会社に就職が内定した。
周りの人は親の七光りとか言うけどそんな事どうだっていいのだ。
大切なのはその会社に亮輔がいるのかどうかってだけ。
父さんは亮輔がこの会社に入社した時に引退してる。
今じゃ旅行好きの只の親父さん。
それでも、まだ僕たちは父さんにも母さんにもカミングアウトは出来ないでいた。
二人とも働き始めたら家を出て同棲しようって約束もしてる。
ただ、少しだけ気になるんだ。
父さん。何だか写真見てウンウン唸ってるから、もしかして亮輔のお見合い写真なんじゃないのかなって。

亮輔がお見合いしてその相手と結婚したりしたら僕は邪魔なだけ。
亮輔から捨てられたらどうしたらいいの?
一抹の不安を抱えながらも今だけは亮輔と二人の新居に思いを馳せる。
あまりにも僕が食器洗うって言ってるものだから新居では食器全てプラスチックにして貰おう。
そしたら落としても割れないから僕の幸せな時間が増える。
亮輔の食べたお茶碗に亮輔の口付けされてるお湯のみ、亮輔の口の中に入っていったお箸。
その全てを僕は洗えるの。
僕だけが洗うの。
他の誰にも触れさせない。
自分でも亮輔と亮輔の扱う物に対する独占欲がどうしても隠す事が出来なくなってきてる。
亮輔の全て僕のもの。
そうじゃないと安心できないんだ。

その日の夕食は康宏の大好きな母さんお手製のハンバーグだった。
僕も密かに好きだけど、やっぱり康宏ほどじゃないと思う。
康宏ってば母さんが居る時は毎日の様に今日はハンバーグ?って聞いてるんだもん。
いくらなんでも僕はそこまで聞かない。
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