みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第4章 第四話 僕達これからどうなるの?
亮輔兄ちゃんには絶対嫌われた。
亮輔兄ちゃんに嫌われたんだ。
ほっぺたがビシャビシャになり始めてるのに拭う事もせず、ただひたすら新幹線の駅に向かう。
改札口でさっさと切符を買って丁度来てた新幹線に乗り込む。
ドアが閉まった時階段に亮輔兄ちゃんの姿が見えた。
新幹線が発車したのを確認して設置されてるトイレに陣取る。
当然鍵を掛け、誰か来てもノックを返して来た人を追い返す。
家の近くの駅に着いた時は既に僕の服の袖は濡れて絞れば簡単に水分が出て来そうな程濡れていた。
家の近くの駅に着きドアが開いたのを音で確認してトイレを飛び出して、家までの道程をひたすら駆け抜ける。
家に入り、玄関の鍵を掛け、自室に飛び込みいつも通りに部屋の隅に隠しているガムテープを口に貼り付けた後、ベットの上に大量に並べられてる人形の中から泣く時に使ってる人気キャラクターの人形を引っ張り出す。
その人形を顔に押し付け、気が済むまでトコトン泣き始める。
どれ位時間が掛かったかわかんないけど、チャイムがけたたましく鳴り響く。
今の時間はお母さん仕事中だから絶対亮輔兄ちゃん以外ここには来ないだろう。
「優夜、居るんだろう? 開けてくれよ」ほらね。やっぱり亮輔兄ちゃんだった。
亮輔兄ちゃん絶対怒ってるし、僕の事嫌いになってるんだ。
そう思うと、涙の量が一層増え、胸が切り裂かれた様な心に直接刃物で切りつけられた様に痛い。
けたたましく鳴ってたチャイムは鳴り止み、それから後も泣き続けた僕はいつの間にか深い眠りの底に誘われた。
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