みんな・愛してるよ
みんな・愛してるよ
成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
みんな・愛してるよ 第24章 第二十四話 国久の隠し事と真実 優夜の恐怖と理解
「ちょっとお邪魔するわね。って優夜こんな所で何してるの? 」聞きなれた声が聞こえ、振り返るとそこには母さんが居た。
生みの親じゃなく育ての親のお母さんが。
「お母さんこそなにしに来たの? 仕事は? 」お母さんも吃驚してるけど、僕なんて目が点になってるだろう。
仕事に行ってる筈のお母さんがこんなヤクザさんの総本家? に来てるんだもん。
「あら。私が実家に帰ってきたら駄目なの? そういえば言ってなかったわね。ごめん。隠してたのよ。これ以上隠すと面倒な事になりそうだから全部言うわ。兄さん! にいさーん! 」口に手を当てて、誰か呼んでる。
「なんじゃ、騒がしいのぉ。お? 帰ってきてたんか。どうした珍しい」ゴツーイヤクザさんのお出ましにより、さすがに迫力あって、目が点だった僕はそのまま倒れた。

何となく意識が戻ってきた時、話し声が聞こえて、そのまま狸寝入りしてみる。
「それで? 優夜が撃たれたって事か。そりゃワシとしても許せんの。おい! 誰じゃ!三千子(みちこ)の優夜に手を出した奴は! さっさと出てこんかい! 」怒鳴り声が聞こえたかと思うと廊下の方でドタバタ騒がしくなる。
あ、三千子ってのは僕の育てのお母さんの名前。
僕の話だけしかされて無さそうで、体を起こして直談判するしかないかと思い、静かに体を起こす。
「すみません。あの、一つ頼んでもいいですか? 」さすがに組長さん? の相手は僕も怖すぎるけど、康宏の為と思えば黙ってるわけにはいかない。
「起きたか。大丈夫か? ごめんな。家の組のもんがいらん事したらしくて。それにお前さん。なかなか怖い所の坊ちゃんと仲良くしとんじゃってな」何も言う前から頭下げられたら何となく言い出し辛い。
多分怖い所の坊ちゃんってのは国久のことだろうと簡単に理解する。
「僕の事はいいんですけど、その、ここで生まれた男の子。傷付けた人たちの方どうにか出来ないですか? そっちの方が自分のされた事よりも許せなくて」おずおずと頼み事を申し出ると快く引き受けてくれた。
「優夜。貴方寝てたから聞いてなかったと思うけど、お母さんね、ここの長女なのよ。それで、子供に罪は無いからって私のお父さん、貴方で言うおじいちゃんが優夜を私に育てなさいって頼まれちゃってね」そっと、僕の頭を撫でながらゆっくり話してくれる。
113
最初 前へ 110111112113114115116 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ