みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第3章 第三話 ライバル?それとも友達?その名は国久
僕って元々怒らないし自分で言うのも変かもしれないけど、姫って呼ばれて冗談半分で怒るときとは違って、完全に怒りのみ、みたいな怒り方は三年に一回怒ったらよく怒ったって言われるくらい怒らない。国久は御冠の僕の言葉を聞いた途端目を見開いて振り下ろした拳を止めようとしてるみたいだけど、一発は仕方ないかと思う。
国久は殴り合いの喧嘩じゃ学校内で、負け知らずって位強い。
多分僕一人くらい一発で何メートルか吹っ飛ぶくらい尋常じゃない力持ってるんだ。
でも、ここを飛ばされたら亮輔が凧殴りにされる!
退くものか! 足を踏ん張り、国久の一撃に耐える準備をする。
負けるわけにはいかない!
国久だろうと例えプロのボクサー相手だろうと。
バキッ!
左頬に痛みが一瞬走るけど、痛みは怒りに変わり、お返しにとばかりに右手を握り締め国久の頬をぶん殴る。
僕が殴るなんて今まで生きてきた中で一回もなかった事だから国久からしたら踏ん張る前に力抜けちゃったって感じでこっち見てた。
たった一発だけじゃ気が済まなかったから国久の体の上に馬乗りになり服の襟首を掴んで右手を振り上げる。
亮輔を例え一発だけだったとしても殴った事が許せなくて、目に零れんばかりの涙が溜まり、拳を振り下ろした時に涙が頬を濡らした。
「優夜! やめろ! 」
振り下ろした拳は誰かの手に止められる。
「止めないでよ亮輔! 亮輔を殴った事絶対許さん! 」国久の襟首を掴んでいた手を離して再度拳に力を込め振り下ろす。
「これ以上国久君を殴ったら嫌いになるからな! 」
頭に上ってた血が一気に下がる。
国久はいくら殴っても、もうどうだっていいけど、亮輔から嫌われたくない。
人を殴る事自体無かったから拳は簡単に止まってくれた。国久の頬ギリギリだったけど。
亮輔兄ちゃんは僕の拳が止まったのを確認して国久の上から僕を退ける。
「国久君ごめんね。痛かったでしょ? 」優しい言葉言いながら国久の頬を摩る。
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