鬼畜戦士カイルと少年奴隷フーク
鬼畜戦士カイルと少年奴隷フーク
成人向完結
発行者:とりさん
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ジャンル:その他

公開開始日:2013/07/10
最終更新日:---

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鬼畜戦士カイルと少年奴隷フーク 第12章 第三幕 シーン3 カイルvs.プリンス
 埃っぽく薄暗い廃屋の隅に、傷だらけの木製のテーブルと特製の巨大なイスが一脚。そのイスには、もちろんプリンスが腰掛けている。ミルク・ウォッカの酒瓶にちびちび口をつけ、その時を待っていた。

 カイルは、壊れたドアをたたき壊すように内側に破って廃屋に侵入してきた。目的の男の、想像をさらに上回る巨漢ぶりに、さすがに一瞬目を剥いた。カイルとて身長は二メートル近いし、体重はちょうど百キロある。しかし遠目には均整が取れて、そう巨漢には見えないタイプだ。プリンスを目の前にするとまるで平凡な体格の男だった。

カイル こんなしけた所にコソコソしてやがるからネズミかと思ったらイノシシ野郎だったのか。
プリンス ちぇっ、失礼な野郎だ。挨拶もなしにいきなりそれか。若造が。
カイル しかも名前がプリンスときた。お前がプリンスなら俺様はさしずめエンペラーだな。

 プリンスはテーブルに手をつき、ゆっくりと立ち上がる。壁際には常人では持ち上げるのも難しい、二枚刃の大斧が立てかけてあった。

カイル フークはどこだ。

 プリンスは不敵にニッと笑い、ブーツで床をコツコツやった。

プリンス まだ生きてる。たぶんな。
カイル 貴様……。
プリンス 密閉された地下室には重い、汚れた空気が溜まっていく。さっききっちり蓋を閉めて(地下室への梯子のある、床の鉄蓋を顎で示す)、一時間経つかな。もうあと一時間もすれば、仮にあのガキが元気でもあの世行きだな。生きて取り返したいなら急ぐことだ。わしは焦らん。
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