陵辱・望まない絶頂が悔しくて
第4章 狭間美奈編
坂木は左手で乳房を攻めながら、
右手で美奈の股間に触れた。
「うっ…く…」
股間に刺激が走り、
美奈が身体を反らそうとした。
坂木は大きくいかつい右手で、
美奈の股間を包み込むように揉む。
びちゃびちゃという音が、
卑猥な音が湧き始めていた。
「うっ…あぁ‥ぁ…」
股間を揉まれ続ける。
その羞恥心に美奈は狂いそうだった。
坂木の陰部を揉みたてる右手と、
乳首をこね回す左手、
その攻めが美奈を女にしつつあった。
だがそれは許されない。
美奈は人妻なのだ。
愛する夫のものなのだ。
美奈の瞳に怒りの火が灯る。
「せいぜい楽しみなさい!」
「なんだと!?」
「絶対にあなたを破滅させます!」
「言うじゃねえか」
坂木は笑った。
そして右手の中指を折り曲げた。
そして指の背で美奈の秘部を、
あそこを撫であげたのだ。
「あっ‥ぁ!」
それは明らかに女の声だった。
「良い声だぜ、奥さん」
「この…卑劣も‥のっう…あっ…っ」
坂木が再びあそこを撫であげたのだ。
そこは既にぬるぬるだった。
ローションだけではない液体、
美奈の身体が奏でる欲情の認証。
「‥っ、…んぅっ…ぁ」
坂木の中指を使った攻めが、
その行為が止まることはなかった。
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