陵辱・望まない絶頂が悔しくて
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発行者:乱
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ジャンル:その他

公開開始日:2013/06/15
最終更新日:2013/08/10 07:06

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陵辱・望まない絶頂が悔しくて 第4章 狭間美奈編
「変なことってなによ?」
利恵はなんだか笑顔だ。
「えっ…それは…なんというか」
「変な真衣」
自然な笑顔だった。
そんな利恵を見たのは、
かなり久しぶりな気がした。
元々2人は仲が良かった。
それが坂木のせいで壊れた、
とも解釈できる。
最もそれぞれの弱さが招いた結果、
ともいえるのだが。
真衣は利恵も許せないでいる。
けれど利恵の力は必要だと思う。
坂木と戦うため、
動画を取り戻すため。
利恵は坂木に犯されて変わった。
鋭くなった。
元々鋭くなくはなかった。
ただ生きることに対して、
どうでも良いという感覚だった。
そんな感覚で成績も良く、
優秀に生きられるのだから腹が立つ。
ただ坂木に対する復讐心が、
明確な目的意識だろうか、
それを利恵を鋭敏にしている。
ただ、
その奥に狂気も感じるのだ。
そこに怯んでしまう。
「真衣…家に行って良い?」
利恵が問う。
真衣は唾を飲んだ。
どの道を行っても危険なのだ。
「良いよ」
真衣も笑顔で応えた。
「嬉しい」
利恵が笑顔を浮かべた。
真衣は利恵の笑顔が、
本当に綺麗だなと思う。
魅了される。
坂木が最初に目をつけたのもわかる。
美少女だと思う。
だが、
今の利恵には毒もある。
そう自分に言い聞かせた。
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