陵辱・望まない絶頂が悔しくて
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発行者:乱
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ジャンル:その他

公開開始日:2013/06/15
最終更新日:2013/08/10 07:06

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陵辱・望まない絶頂が悔しくて 第4章 狭間美奈編
「はぁ!?」
これにはさすがに利恵も驚いた。
「ちょっと待ってよ!このバカ!」
「なんだと!?」
相手は生徒ではないのだ。
生徒の母親だ。
利恵は坂木の決断に面食らった。
確かに志保の母親は若い。
だが利恵には理解できなかった。
「女ならなんでもありなの!?」
「なに言ってんだ利恵!?」
坂木が下品な笑いを浮かべる。
利恵は眉間に皺を寄せる。
坂木のこの表情が嫌なのだ。
最も利恵にとって坂木の顔は、
どんな状態でも嫌なのだが。
「人妻っていうのが良いんだよ」
「はぁ…」
利恵はその感覚が理解できず、
呆けたような表情を見せる。
だが、
坂木がやると言うなら仕方ない。
「ねえ坂木」
「あ?なんだ利恵」
「今回は調査会社を使いたいわ」
「探偵のことか?」
「そうよ、相手は生徒じゃない」
相手が聖堂館の生徒なら学校内での調査でなんとかなる。
少なくとも真衣の時はそうだった。
だが志保の母親は学校外の部外者だ。
生活スタイルもよくわからない。
志保から聞くのはためらった。
自らも犯されたのだ。
今は自分のことで精一杯だろう。
今度は母親も犯されることになった。
それを知られた場合、
さらに志保を追い詰めるだろう。
どんな行動に出るかわからなくなる。
それは避けたかった。
いずれ現実を突きつける時もくる。
今は志保を放っておきたかった。
「よし、良いだろう」
「お金…結構かかるわよ」
「構わん!」
利恵は作戦担当になりつつあった。
そんな自分に苦笑した。
利恵は思う。
坂木はギャンブルはやらない。
酒も飲まない。
女もいない。
車だってぼろぼろの、
見たこともないようなボロだ。
調査会社を気前良く使うあたり、
金も貯めているのだろう。
ほんの少し見方を変えるだけで、
幸せになれたのではないかと。
最も、
自分も坂木を追い詰めた1人なのだ。
なにかを言えた身でもない。
それに最近気づいた。
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