陵辱・望まない絶頂が悔しくて
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発行者:乱
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ジャンル:その他

公開開始日:2013/06/15
最終更新日:2013/08/10 07:06

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陵辱・望まない絶頂が悔しくて 第3章 狭間志保編
「これは体罰です!」
「何が体罰だぁ!」
坂木と志保の叫び声が辺りに響く。
「教師として最低です!」
「ガキがぁっ!」
坂木はこの言葉が大嫌いだった。
普段は教師扱いなどしないくせに、
自分に都合の良い時だけ教師呼ばわりするこの姿勢に虫酸が走るのだ。
坂木が志保に一歩近づく。
「近づかないで!」
汚物でも見るように志保が後ずさる。
この態度に坂木がさらに切れる。
「きゃああぁ!」
志保が悲鳴をあげる。
坂木が志保の胸ぐらを掴んだのだ。
「やばいっ」
利恵が走り出す。
「体罰っていうのはこうやるんだ!」
ぱぁーんという音が響くと同時に志保の身体が空を舞った。
坂木が志保を平手で殴ったのだ。
志保の身体が地面に落ちる。
「…うっ…あ…」
志保は意識が軽く飛んでいるようだ。
坂木が追い討ちを掛けるのか、
志保に近づいていく。
「そこまでよ!坂木!」
坂木と志保の間に利恵が割って入る。
「利恵!?」
「もう充分でしょ」
坂木は利恵の言葉に正気を取り戻す。
「あ‥ああ」
利恵が志保に寄り添うようにしゃがみ込み声を掛ける。
「狭間さん?大丈夫?」
「う…っ…」
利恵は立ち上がり振り返ると叫ぶ。
「真衣!」
「え?あたし?はっはい!」
「職員室に行って救急車を呼んで!」
「あ…うん‥わかった!」
真衣が走り出す。
「他の皆は教室に戻って!」
利恵がてきぱきと指示を出していく。
「坂木もそれで良いわね」
「う‥ああそれで良い」
坂木はその場にしゃがみ込んだ。
「さっすが副生徒会長」
教室に戻る女子生徒達の間からはそんな声があがっていた。
生徒達の利恵に対する信用はかなりのものなのだと、
坂木もあらためて思い知った。
最も今はそれどころではなかった。
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