梨乃3 痴女編
第7章 7
家族にばれたくないから穏便にことをおさめたいけど、場合によっては本当に警察にも行くかも知れないし、脅迫の証拠はいくつあっても多いということはない。
そう心の中で理由をつけ、梨乃は四人の物を激しく舐めしごき、二十五分ほどで全員を射精に導いたのであった。
彼らから、新たな脅迫の言葉を引っ張り出すために。
「そんな約束したかなあ」
本間健二は腕を組んでニヤニヤ笑っている。
「梨乃ちゃん、耳大丈夫?」
成宮信也は、梨乃の額に手を当ててきた。
案の定の、そして希望通りの、彼らの対応であった。
「ああ、おれのチンポ回復してきた。入れてもいいよね、梨乃ちゃん。やめるなんて約束、最初からしてないもんね。だからさあ」
一番最初に梨乃により射精に導かれた合田富男であるが、萎えて小さくなっていた股間の物は自分でいう通り既に回復しており、硬く、天を仰いでいた。
「やだっ!」
嫌がる梨乃を押し倒すと、脚を大きく開いた。
中央の裂け目を、べろべろと舐め始めた。
「やだ、やだ、やめてよっ。そんなとこ舐めないで」
抵抗する梨乃。
「動画、どうなってもいいのかあ」
「それは……あっ」
梨乃の体内に、合田富男の物が一気に深く入り込んでいた。
合田富男は動き始めた。
「やだ。やめて……抜いてっ! 抜いてよお!」
乳房をぶるんぶるんと回転させながら、梨乃は必死に懇願した。
言葉の上では。
やめてやめてと口ではいいながら、合田富男の腰に手を回し、ぎゅっと引き寄せていたのである。
気をよくした合田富男は、調子に乗ってさらに腰を激しく動かし続けた。
録音した音声だけを聞けば、嫌がる女を無理矢理組し抱いているように感じられるだろう。
という作戦ではあったが、ならば自らの股間からとめどなく溢れてくるものはなんなのだろう。梨乃は自問そして自己嫌悪に襲われていた。
自ら腰を振っていた。
心の中で、必死にいいわけをしながら。
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