梨乃2 混沌編
第7章 7
菅野は背後から腕を回し、両手で梨乃の乳房をがっと掴むと、激しく揉みしだいた。
ぐにょぐにょと大きく形を変化させる乳房。梨乃は第三の刺激に、また目を閉じて小さな呻き声を上げた。
「なあに喜んでんのよ。この、変態!」
持田は、梨乃の体内に差し込んでいる三本の指を、ドリルのように激しく回転させた。
「あ あ あ あ あ」
背後から菅野に胸を揉まれ乳首を摘まれ引っ張られ、永田に肉の突起をこすられ、持田に三本の指を入れられ、どの刺激に対しても梨乃は反応し、せわしなく喘ぎ声を漏らし続けた。
菅野は、両の乳房を強く掴んだまま、背後から梨乃を膝かっくんして、腰を下ろさせると、後頭部の髪の毛を掴んで引っ張り、床へと横たわらせた。
体勢を変えた時に持田の指がぬるんと抜け、その瞬間に梨乃は膝を立てて腿をがっちりと閉じていた。
「なに抵抗してるふりしてんだよ。喜んでたくせに。気持ち良かったんだろ?」
永田は笑うと、梨乃の右膝に手をかけた。
「そうだよ。ぬるっぬるだったじゃん」
持田が、先ほどまで梨乃の体内に入っていた指で、左膝をこする。たっぷりとついた、梨乃自身の粘液が、膝について光沢を放つ。それを見て微笑んだ持田は、永田と同様に梨乃の左膝に手をかけた。
「気持ちよくなんか、ない」
嘘であった。確かに嫌悪感は強いが、それとは別に身体は反応していた。だから持田のいった通り、自分の体内からはぬるぬると液体が激しく分泌されている。
でも、反応していようとも嫌悪感があるも事実で、だから梨乃は抵抗し、ぎゅっと閉じた脚を開かれまいと頑張った。
だが、永田と持田の二人が左右から体重をかけるように引っ張ると、女子一人の抵抗ではどうしようもなく、ゆっくりと膝が開いていった。そして、突然ぱっかりと割れた。
「ごかいちょーう」
永田の嬉しそうな叫び。
完全に、梨乃のその部分が全員にさらされていた。
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