王宮騎士団
王宮騎士団

発行者:まめ
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:ファンタジー

公開開始日:2013/03/17
最終更新日:2013/03/17 13:21

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
王宮騎士団 第1章 王宮騎士団
 「ただ、もう時間はありません。最低限のサバイバル生活をお教えします。ところで、何をなさろうとしているのですか?」
「王制の廃止を」
「これは、驚きましたね。王自ら王制の廃止を言うとは」
ヒジリが言うと、彼は笑って言う。
「もう時代に合わないでしょ」
「合わないですか?」
1番正確に先を読めていた。
「ええ。だから、それで、結構です」
 「ところで、おいくつになられましたか?」
 「え~っと、18になります」
 「じゃあ、敬語は必要ありません。私の方が下です」
 「えっ? いくつですか?」
 「一応、16になります」
 にっこり笑って言う。
 「だから敬語はいりません」
 「いくつだとて、僕は教えを請う立場に、代わりはありません。気になさらないで、下さい」
 こうして、第3王子との会談は終わった。
 王位を巡って、この後激戦を極めるが、その中で、第3王子は行方しれずとなった。だから、死んだとも言われている。誰も彼に興味を持たなかった。彼の行方を知っているのはヒジリただ一人。その、ヒジリも誰にも行方も存在も言わなかった。
 知っているのは、ヒジリただ一人、それで良いと思っている。時期が来れば、自ずと彼は、出てくるだろう? 出てこなければ国が終わるだけのこと?
4
最初 前へ 1234567 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ