王宮騎士団
王宮騎士団

発行者:まめ
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ジャンル:ファンタジー

公開開始日:2013/03/17
最終更新日:2013/03/17 13:21

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王宮騎士団 第1章 王宮騎士団
 どうやら、付けらてはいないようだ。
 「あんた、バカか」
 とヒジリは怒鳴った。なぜなら、その日、第2王子を殺害して来たばかりだったからだ。
  「本気であなたは、怒って下さるのですね。最近では、まるで、自分が空気になってしまったかのように、錯覚してしまいそうになる」
 本気で嬉しそうに笑って言う。
「で、誰をやりますか?」
ヒジリが聞くと驚いたように、
「誰も殺しませんよ。それを聞くほどに、殺害の依頼が来るのですね」
悲しい顔をしていった。
「では、何をしに?」
「兄上の殺る現場を見て、あなたになら任せられると思った」
その言葉にヒジリは驚く。だって、それ以上にヒジリも見られてたことに、今のいままで、彼は気づかせなかったのだから。仮にも、殺しを生業にしてる人間だから、殺るときには、最新の注意をはらっている。なのに、そのヒジリにも気付かせなかった。彼の持つ潜在能力の高さに惹れたが、聞かずにはいられなかった。
「何をですか?」
 それはそうだろう、ヒジリは仮にも殺しを生業としているのだから、殺さなくて言いと言う。では、何だろう? でも彼は、この後、飛んでもないことを言い出した。
「私の運命を預ける人です」
そう言われヒジリは驚く。今まで殺してくれとは、言われたが、運命を預けると言われたのは、初めてだった。だから、新鮮だった。
 「私は最後の国王になる。そのために、私に生き抜くすべを叩き込んで下さい」
何かを決めたように言う。ヒジリは、引っかかったフレーズに首を傾げる。
 「最後の王?」
 「ええ。だから、私に死ぬ気はない」
「護衛じゃなくって宜しいのですか?」
 「私は最後の国王になると言ったはずです。それには、期間はないに等しい。それだと守ってもらうと言うのは、不可能と言っていいのではないでしょうか?」
 彼は誰よりも冷静に、自分の置かれている状況を把握していた。それが、どんなに危うい上に立つかを。もろい崖の上に立つ事を1番分かっていたのは彼だ。
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