青天の霹靂2
青天の霹靂2

発行者:まめ
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ジャンル:ミステリー・推理

公開開始日:2013/03/10
最終更新日:2013/03/10 10:36

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青天の霹靂2 第1章 事件の幕開け
 「だったら、あなたにも見せて上げる。自分のしたことにちょっとは、反省なさい」
 
 廉は手を離す。

 たぶん、岬の見せるものは、男を恐怖のどん底に落とすから、もう害はないだろうと思う。

 そう言って、岬は男に触れる。

 その途端、悲鳴が上がる。

 何事かと、来ていた取材陣はすぐさま、カメラを回す。

 廉は下がる。

 「あなたが自殺に追いやった人や殺した人たちの霊よ。あと水子の魂、すごいでしょう?」

 腰を抜かし、おしっこを漏らす。それをカメラマンたちがすかさず撮る。

 「撮るな~」

 男の絶叫が木霊する。

 岬は笑って、霊に話しかける。

 「あなた達の中で、代表者が決まっているなら、話がしたいわ」

 すると、一人の綺麗な霊がでてくる。

 だけど、岬は興味なさそうに、一別すると、

 「私は代表者と話がしたいって言ったの、あなたじゃないわ」

 霊は驚いたように、岬を見る。

 「あなたが、もし見破ることができたなら、あなたの願いを私が聞くわ」

 岬は笑う。

 「ありがとう」

 そう言ってジーっと見ていく。

 そして、視線がある一点で止まる。

 「あなたね」

 「あ~あ、バレちゃった」

 まだ5歳にも満たない女の子だった。

 「なんで、わかったの」
5
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