新青天の霹靂
新青天の霹靂

発行者:まめ
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ジャンル:ミステリー・推理

公開開始日:2013/02/28
最終更新日:2013/02/28 17:06

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新青天の霹靂 第1章 青天の霹靂1
 「それは、おめでとうございます。で、何を占ったんですか」

 この豪造には、困った癖といえばいいのかあった。

 それは、何でも占いで決めるというもの。

 それも、タロットとや手相、水晶というなら、まだ納得がいく。

 何故か下駄占い。

 そう、あの子供の時、あした天気にな~れと、靴を飛ばす、あれである。

 それで、以前、急に会社役員を集め、

 「ワシは会長職に引く、今後は廉(レン)、お前がやれ」と言ったから大騒ぎである。

 それもその筈、廉は、まだ、当時25歳の若輩も若輩だったんだから。

 だいぶ、反対の声も上がったが、廉はそれを自分の力を見せることで、黙らせた。

 それが、さらに会社を大きくするということに、繋がったから、ますます占いに豪造は、はまっていく。

 迷惑この上ない。

 それは、今日着る服から、食事に至るまで、全てが万事占いである。

 豪造の一日は下駄飛ばしで始まり、下駄飛ばしで終わると言っても、過言ではない。

 だから、下駄を飛ばさない日はないのである。

 だが、それが、豪造がこうと決めたのが出るまで、ずっと、飛ばし続けていると、気づいている者は何人いるだろうか。

 廉と副社長以外、そういないに違いない。

 まあ、とにかく占い狂である豪造。

 その豪造が何を占ったのだろう?

 岬は首を捻る。

 廉が助け船を出す用に言う。

 「お前、今日でいくつになった?」
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