千年の恋
第1章 竹取物語
私は、何事もなかったように、ラジオ工作の部品を買い、自宅に戻った。なかなか、不器用で機械の苦手な私にとって自作ラジオを作るのは困難を極めた。何回やっても音声聞こえない。しかし、あの日から一月後、やっとラジオが完成した、音声きこえる。私は飛び上がるばかりに喜んだ。いい歳してといわれそうだが、私にとって念願のラジオ完成である。何回やっても聞こえず、今やっと完成したのだ、音声もはっきりきこえる。さっそく自作ラジオきいていると、ラジオパーソナリティが、もうすぐバレンタインだね、かぐや姫は本当にいたのかなと話した。
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