黄昏探偵【死神と呼ばれた男の真実】
黄昏探偵【死神と呼ばれた男の真実】
成人向
発行者:キャラ
価格:章別決済
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ジャンル:お笑い・ギャグ
シリーズ:黄昏探偵

公開開始日:2013/02/18
最終更新日:2013/03/20 19:02

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黄昏探偵【死神と呼ばれた男の真実】 第1章 不幸なる分岐点()
(あれ? 何か面接は普通かも?)

私はそんな事を思いつつ、面接の質問に応じた。だが、そんなやり取りが数分続いた直後、不意に質問に変化が訪れる。

「現在の家族構成と今、付き合っている人がいるかどうかを教えてください。」

「実家は東北なので今はアパートで一人暮らしです。それから今、付き合っている人ですが‥‥‥それって‥‥彼氏とかの事ですか?」

「そうですね。彼氏とか彼女とかの事ですね。何か、問題でも?」

「い、いえ‥‥問題はありませんが‥‥」

(何でこんな質問?)

私は戸惑ったものの取り合えず、質問に答えた。

「今、付き合っている人は特にいませんが‥‥」

そして、そこからは、明らかに普通の面接とは異なった状況のオンパレードであった。

「結婚歴は」とか「人の秘密は知りたい方、気にならない方?」等‥‥そんなやり取りが続く事、約十分。漸く、面接は終わりを迎えた。

「では、面接はこれで終わります。お疲れ様でした。」

(はあはあ、やっと終わった‥‥何か疲れたわ‥‥。)

私は心の中で溜息を着くつつ、そんな本心を表情に出さないようにしながら笑顔で快動さんに「有難う御座いました」と返答した。だが‥‥。

その直後の事であった、不意に快動さんから意外な言葉が飛び出したのは。

「はい、採用決定。明日からこれるかな朝比奈さん?」

「え? あ! はい! 大丈夫です!!」

(何か早すぎだよ、採用決定するの!?)

確かに思いがけない形での採用は私にっとては嬉しい事であることは間違いない。しかし私には同時に何でいきなり採用されたのか、それもまた疑問だったのである。

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