黄昏探偵【死神と呼ばれた男の真実】
黄昏探偵【死神と呼ばれた男の真実】
成人向
発行者:キャラ
価格:章別決済
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ジャンル:お笑い・ギャグ
シリーズ:黄昏探偵

公開開始日:2013/02/18
最終更新日:2013/03/20 19:02

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黄昏探偵【死神と呼ばれた男の真実】 第1章 不幸なる分岐点()
(はあ‥‥‥何か緊張するな~)

私は緊張の余り静かに息を呑んだ。


私こと麻比奈・由宇香【アサヒナ・ユウカ】は就職難である現在、就職先を求め必死に奔走をしていた。

プログラム系の職に付こうと思い専門学校に通い卒業後、その手の職を探したものの求人の雇用条件欄には即戦力を求める【経験何年以上】の記載ばかり。

結局、バイトやら派遣やらの関係の仕事をする事になり気が付けば今年で二十五歳の誕生日を迎えていた。

正直、私の最初の人生設計において、この現実は本来有り得ないものであった。だが、約五年の月日を只管待った甲斐があってか、最近パソコンで検索した所、経験不問のパソコンを使用の事務の求人を発見したのである。

内容は事務・接客・窓口業務との事だ。

ただ少し気になるのは、内容に【探偵業務補助】などとゆう明らかに未経験者の不安を煽るような記載があった事であるが、この際贅沢は言ってられまい。

給料は時給二千円に多種保険完備。そして交通費全額至急とかなり条件がよかったからである。

そして、昨日応募し次の日である今日、いきなり面接となったのであった。

(た、探偵補助って一体何をしたらいいんだろう?)


私は快動探偵事務所【カイドウ・タンテイジムショ】との看板が付属するやや年季を感じるビルを見据える。

(こ、これで本当に維持できてるのかな?)

まあ正直、色々な意味で不安を感じるが私には、はなっから選択肢などなかった。
何せ、つい一週間前に派遣の契約期間が切れたばかりである。しかもアパート暮らしの私には大した貯蓄がない。

つまり余裕は無い訳である。

(さあ、この先には明るい未来が待っている。私よ、面接へレッツゴー!!)

私は大げさとも思えるプラス思考で自分自身を奮い立たせた。だが、それはある意味、間違えてはいない。

実際、ギリギリの生活を続けている私にとって、ここへの就職は生活を大きく変える為のターニングポイントであった。

(さあ!いくぞ私!!!!)

そして私は建物内に足を踏み入れたのである。





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