ココロタクシー
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発行者:紫乃
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ジャンル:ファンタジー

公開開始日:2013/01/28
最終更新日:2013/01/28 14:11

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ココロタクシー 第1章 1頁目、プロローグ

小さな建物に、珈琲の匂いが充満する。

淹れたての飾らないこの匂いが、堪らなく僕は好きなんだ。

僕こと【クラウド】は、通称・【繋ぎ所】で働いている16歳の人間だ。

繋ぎ所とは、上に二階と地下室で構成される建物で、一階に玄関と応接間と仕事場、二階に生活スペース、地下室には資料室がある。

僕がのんびり珈琲を飲んでいるのは一階の仕事場で、ソファーもあるしテレビもある実質上休憩室みたいな所。

今は朝の珈琲タイムで、大切な安らぎの一時だ。

…でも、そろそろあの子に平穏を壊される時間かな。

なんて考えてたら、やはり後ろに気配が。

「おはようございます、クラウドさん。ミルクも入れずに飲むなんて正気ですか」

漆黒の長髪に、深い赤の瞳。この国では見ない袴姿の女の子。

彼女は【サニー】。
人間ではない、幽霊の少女。
確か15歳位だった気がする。
何故か僕だけに毒舌なんだよなぁ。

「…おはよう、サニー」

彼女とは違う、短い銀髪に瑠璃色の瞳の僕はそう答えた。

言い返すと、勝手にミルクを入れられるんだもんな。

さて、そろそろ他の人達も起きてくる頃かな。

今日もココロタクシーは運営中です。


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