PC売り場の誘殺(番外編・お喋りとミニ話)
PC売り場の誘殺(番外編・お喋りとミニ話)
成人向
発行者:jun( ̄ー ̄)ノ
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:etc

公開開始日:2012/12/24
最終更新日:2012/12/24 22:56

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PC売り場の誘殺(番外編・お喋りとミニ話) 第6章 ミニ話・「メリークリスマス!」
 ちくしょう、独身だったら良かった。そう思いながら彼はボタンを押して耳に当てた。通話すると嘘。長電話するからお前は喫茶店に行けと彼女に命令。心の中で叫んだ、邪魔だ、邪魔だと。

 さすがにムッとした彼女。真っ直ぐ歩き出す。すると目の前にサンタクロースが見えてきた。女の子? 顔は可愛い女の子、同じ年齢もしくは少し上だろう。似合っていると思った。可愛いと思った。

 「私にもプレゼントちょうだい」彼女がサンタクロースに言った。

 「あ、どうぞ」香の笑顔は可愛かった。でも彼女を驚かせたのは目に映った谷間。あまりのもボインに頭に電流が走る。

 「……」サンタに腹を立てた彼女は、礼も言わずにUSBメモリーを奪い取る。その目には爆乳に対する憎しみと苛立ちが浮かんでいたかもしれない。

 ムカつく! そう思いながら歩き出した彼女。そこで立ち止まって振り返る。勘の良い彼女は勘ぐった、まさか自分の彼氏はサンタクロースの谷間を見たいから演技してるんじゃないかと。そこで彼女、こっそりとバス停に身を潜めた。彼氏とはセックスも交わした間柄。もし彼氏がサンタの谷間に目を細めたりするのなら、その時は容赦しないつもりだ。

 よし、彼女は消えたな。 電話のフリをしていた彼氏は歩き出した。彼は歩きながら、遠目に見るサンタが可愛いなと思ってしまう。彼女がいるのに、サンタクロースの女の子が可愛いとか思っている。

 「サンタさん、俺にもプレゼントをください」

 彼は立ち止まってプレゼントを要求した。いいですよと、香がニッコリ笑って向けたその顔は可愛い。そして彼の目は自然と下に流れていく。

 
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