ソングライター ホシオカ ー陸奥篇
ソングライター ホシオカ ー陸奥篇
完結
発行者:武上 渓
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ジャンル:SF

公開開始日:2013/12/17
最終更新日:---

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ソングライター ホシオカ ー陸奥篇 第3章 阻止
何故殺さなければならない!そこに150年の間、無念に消えた人々の問いかけがある。しかし、彼らに暗殺をやらせなければならない。
「階下で見張りが要る。久利坂殿にお任せする」
久利坂は澱みなく、刀を鞘に流し込んだ。そのタイミングで星岡が言った。
「では、我ら三人は報告に戻ります。首尾良く行く事をお願いする」
星岡と理香子、ミリティは久利坂を残して菊屋を出た。後は久利坂に任せる他は無い。


「で?この三人で、何処に居るつもりだ。新撰組にでも絡まれたら、誰も刀なんて使えないぜ?」
星岡は歩きながら理香子に聞いた。代わりにミリティが答えた。
「一応、護身用のシールドとかショックガンとか用意してるから、なんとかなるでしょう。久利坂さんには、通信チップも付けてもらってるから様子も判るわ。話も状況次第で可能だし。しばらく、マグネットコーティングバブルの中で隠れてましょう」
「それは何です?」
「視覚的及び物理的ステルス効果の有る電磁膜で被覆する装置ね」
「透明人間になる装置と理解すれば良い?」
「まぁそれで良いでしょう。でも、道のど真ん中じゃあ困るわね。ぶつかられると、ぶつかった方にダメージが多少有るから」
それに理香子が提案した。
「じゃあ…鴨川の河原辺りは?」
「良いでしょう。行きましょう」
三人は鴨川に向かった。


人が来なくて座れる河原で、ミリティ姉さんは小さな箱から膜を噴射した。三人の周りが揺らめく膜で覆われた。
そして辺りは夕闇に包まれ、暮れ六つの鐘が響いてきた。
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