【Monochrome】番外編・紅と蒼
【Monochrome】番外編・紅と蒼
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発行者:稲妻
価格:章別決済
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ジャンル:ファンタジー
シリーズ:【Monochrome】番外編集

公開開始日:2013/05/04
最終更新日:2013/06/08 17:22

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【Monochrome】番外編・紅と蒼 第1章 不純な理由
「……解った…無理に誘ってごめんね」

メグはルディをスカウトするのを諦める事にした。

「じゃあ私…行くよ」

「…うん」

パタパタパタ

そしてのっそりと立ち上がり、服のホコリを払った。

「色々ありがとねルディ。また、どこかで会えたら、……お、お酒、でもっ、ぐすっ」

「………」

別れが惜しいのか、涙を拭うメグ。

ルディは黙って見守る。

「ズル…と、友達って、信じていいでしょ?」

未練たらったらなメグ。

「うん。グラシスもあたしも友達だよ~」

明るく答えるルディ。

「えへへ。嬉しいよ。じゃあ、またどこかで…」

ぐしぐしと乱暴に腕で涙と鼻水を拭い、メグはようやく歩き出した。

が、

ガシッ!「わ、」

「行く前にお風呂入ろうよ~」

なぜかルディに引き止められた。

「サミーのお家にあなたの荷物もあるし~」

「あ、え、荷物!…すっかり忘れてた…い、いいの?行っても」

メグは引き止められた事にちょっと舞い上がった。

「いいの。サミーもういないし~」

「あ、そっか…」

そういえばあの男(サミー)は、今も洞窟の壁にめり込んでいる。

ゾゾ!

メグは洞窟の方をチラリと見て、思わず寒気がした。
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