老人達のトマト投げ合戦
老人達のトマト投げ合戦

発行者:クラン
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ジャンル:お笑い・ギャグ

公開開始日:2012/11/13
最終更新日:2012/11/20 14:39

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老人達のトマト投げ合戦 第1章 春川の頼み
町並村と呼ばれる田舎のとある一階建ての民家で回りは木が多かった。そこには赤色の和服を着た1人の老人が住んでいた。老人の名前は春川正二、80歳。中学校の教育者として活躍し定年まで迎えた。科目は地理・歴史・社会。現在の趣味はサバイバルゲーム。空いた時間を使ってサバイバルゲームを1人で行っている。無論、誰も彼と共にするものはいない。
今日は新聞を読んだり、テレビを見たりして体を休めていた。そんな時、インターホンが鳴った。新聞の料金の徴収で来た永谷伝次郎だ。昔の教え子で昨年に定年退職をした。
「先生、今年で80ですか」
「ああ、そうだな永谷、お互いもう老けに老けたなあ、ええ。」
「はい、そうですね先生!!先生こそ老後は何かやっていますか?ああ、森の中でサバイバルごっこだ。1人でやっているから寂しいもんだ誰か暇なやつはいないのか?」
「そうですね・・・・」
永谷は思いあたる人物を脳からあぶり出そうとしていた。そして、その人物の名前が3つもあがった。
「ああ、いましたよ先生3人も」
「3人?誰だ?」
「稲手太郎、九品広人、そして先生とよく喧嘩した雷鳴健吾です!!」
「稲手・・・Q・・・ケンコウ・・・ああ思い出し!!あの悪ガキ共か!!忘れはせんぞ!!ワシが教師として間もない頃だったかよく叱った悪ガキ共か!!」
今、春川が言った3人はその昔、春川に叱られていた悪ガキ達である。
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