女子なんかいらねぇ
第10章 ☆2人の愛し合い3・交流・受け止めたい
「入れるぞ?」
太郎は次郎の真後ろに立って伝えた。緊張している次郎を見ながら、太郎は勃起しているペニスを片手で掴む。
ちなみに太郎がペニスを勃起させたのは精神的な高揚。男同士の愛は初めてだが、次郎を愛したいと思って興奮したら勃起出来た。ちょっとした感動、胸がキュンとなる。
「……ぁ、んぅ」
次郎はギュッと金網を握って唇を噛む。来た、後ろから太郎の熱いペニスがググっと入ってきた。優しい少年は心の動揺と、回転するような痛みに冷静でいられない。
痛い、痛いよ! 次郎は涙が出そうになって震えてしまう。一方後ろの太郎は、まずは次郎の温もりに入った事に衝撃を受けていた。温かい、そして次郎が優しい。
後ろからグッと密接すると、痛がっている次郎の肩に手を置き、言葉を渡す。気持ちいい、そして大丈夫だと。太郎は次郎にこう伝えたい、痛いのは申し訳ないけどお前の気持ちは俺が包むよと。だからゆっくりと、興奮を抑えながらピストンを始める。
パンパンと、太郎の股間と次郎の尻がぶつかる。次郎は痛い、そして恥ずかしい。だから金網を握って涙を浮かべてしまう。
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