取り残された乙女たち
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第9章 振り絞る汗の匂い
「苦しい……」「あ、頭に血が下がる……」

 小さく呻く乙女たちの前に、男は再び立った。
 ちょうど彼の顔のすぐ下に、股間を天に向けたショーツがある。
 少し足を開いて膝を掛けるよう命じたので、二人ともクロッチの部分が丸見えだった。
 その二重になったショーツの股の部分は、嬲られ、穢され、いたぶられた名残をくっきりと留めている。
 少女たちが吐き出した愛液が乾いた、涙のような跡だ。

 男は瞳の前に立った。
「どうだ、苦しいか?」
 汚れた股間に話しかけているような気分だった。

「く、苦しいです……」

 声は下から聞こえてくる。
 ちょうど彼の腰の位置に少女の顔があるのだ。

「そうか、じゃ楽にしてやるよ」
「降ろしてくれるんですか……?」
「いいや、苦しいのと気持ち良いので、訳分かんなくさせてやるよ」

 そう言うと男は、瞳のショーツに手を伸ばし、その股間をすっと撫でた。
 下の方から「きゃん!」と小型犬が鳴くような声がする。

 男はなおもそこをいたぶり続けた。
 上から布地を押さえ、恥ずかしい谷間をくっきりと白日の下に浮かび上がらせる。
 割れた部分の上──いや、いまは下だ──にある、突起の回りも押さえて、その豆状のものがどれだけぷっくりと膨らんでいるかを、布地越しに露にした。

「やだ、いや、しないで……漏れる、漏れちゃう」

「なんだ、また感じて濡らすのか?」

 下のほうで、逆さ吊りになった少女がぷるぷると首を振るのが分かった。
「違うんです、ト、トイレにいきたいんです。さっきからおしっこがしたくてしょうがないんです……」

 これこそ男が狙っていたものだった。最初にどあれだけ大量に水を飲ませたのは、まさにこの少女が尿意に襲われるのを予想していたからである。

 どうだ、と彼は叫びだしたくなった。
 単なる肉体の快楽とは比べ物にならない、この愉楽はなんだ。
 競馬で万馬券を当てるより何倍も興奮する。
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