取り残された乙女たち
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成人向完結アフィリエイトOK
発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第9章 振り絞る汗の匂い
 鉄棒の前まで来ると、男は二人に、いちばん高い鉄棒からぶら下がるよう命じた。

「ぶら下がるって……」「どうするんですか?」

 不安げな乙女たちに、彼はこともなげに言った。

「小学生のとき、よくやらなかったか? 鉄棒に曲げた膝で引っ掛かって、頭を下にぶらんと下がるんだよ」

 一瞬、その言葉の意味を反芻していた多佳子が、さっと顔を青ざめた。
「そんな! ショーツ一枚で……それに、トレーナーがずり下がっちゃいます!」

 瞳も強ばった表情で首を振る。
「小さいときはやったことあるけど、いまそんなことしたら、頭に血が下がっちゃう……」

 どうやら二人とも、器械体操系は苦手なのと、上下逆になって無防備な体を晒すのに抵抗があるようだ。

 しかし男は黙って首を横に振った。
 そしてそれだけで、少女たちは結局のところ従わざるを得ない。

 うな垂れつつも、多佳子が黙って鉄棒を握った。
 頭の上、かなり高い位置にある。
 飛び乗ろうとして果たせず、男から尻を押されてやっと腰まで体を持ち上げる。
 両腕で鉄の棒を支えたまま、膝を引っかけようと苦労した。
 結局男から支えられて、なんとか目的を果たすことができた。

 多佳子よりひと回り小柄な瞳も、同じようにして鉄棒に登り、足を引っかけることに成功した。
 その間、下から支える男の手に、埃まみれのショーツの尻や太ももをいいように触られた。

 そのたびに乙女たちは不安定に体をぐらぐらさせながら、甘い声で啼く。
「いやん、そこダメです」「あっ、ぼ、棒が食い込む」

 二人を登らせ終わると、男は一歩後ずさり、目の前の光景を眺めた。

 高い鉄棒に膝を掛け、少女二人が並んでぶら下がっている。

 髪の毛は重力に引っ張られ、腕はぶらんと垂れ下がり、半袖トレーナーの裾も胸の位置までずり落ちていた。
 二人とも乳房の下の膨らみまで丸見えである。

 小学生の女児ならともかく、美しい肢体を持つ十八歳の乙女たちである。
 まるで人身御供のようなその格好に、興奮を覚えない男はいないだろう。
 サディストなら鞭を持って飛んでくるかもしれない。
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