取り残された乙女たち
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第9章 振り絞る汗の匂い
「どうせこれから本格的に運動するのに、その長ズボンのジャージは色気がねえと思ってたんだ。脱げよ」

 えっ、と少女たちの表情が凍りついた。
「じゃあ、あの、下はショーツ一枚で運動するってことですか?」
 瞳が訊く。

 頷く男に、乙女たちは悲鳴を上げた。
 土埃舞うグラウンドで、太ももを露にし、股間は薄い布一枚で運動するなんて。
 しかも大事な部分を覆うその布は──。

 抱きつかんばかりに寄りそう少女たちに、男は非情な命令をくり返した。
 仕方なくしぶしぶと二人は腰に手を当てる。
 互いに火が吹き出そうな顔を見合わせると、ゆっくりと紺色の布をずらしていった。

 女らしい腰のラインが露になっていく。
 触れれば指がすべりそうな肌にまとったショーツは、ブラジャーに合わせて多佳子は白。瞳はベージュだ。
 紺のジャージが太ももから膝上、膝下と移動するに従って、少女たちのまぶしい脚線が陽光を弾くように目を刺激する。

 互いの肩に手を置きあってズボンを足首から抜いた二人は、ブラジャーと同じ場所にそれを引っかける。
 戻ってくると、寒さと恥ずかしさに震えながら、男の前に整列した。

「よし、気をつけ」

 その声に、二人は掌を腰の横に置いた。
 上半身は胸に小さな突起が浮かんでいる半袖トレーナー。
 下半身は小さな布が腰にまとわりついているだけのショーツ姿。

 一八歳の乙女たちにこんな格好をさせた体育教師はいままでいただろうか。
 人生を棒に振るつもりで試した奴が一人くらいいたかもな。男は思った。
 あいにく俺は彼女たちにどんなことをしようと、親たちや教育関係者が騒ぐことは一切ない。我が世の春だ。

「さてと」
 知らず口元が緩むのを引き締め、男は言った。
「まずは体育の基本だ。『休め』の姿勢で足を開け」
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