取り残された乙女たち
第2章 理亜
(6)
少女が自分の指で菊座を濡らすと、太郎はさらに命じた。
「そのまま自分の指を入れてみな」
「いやです、それだけは勘弁してください」
「やってみろって、気持ちいいから」
「やだ、やめて、もういやぁ……」
男は抵抗する指をつかみ、入れさせようするが、理亜は本気で嫌がり、涙を流した。
「お願いです。他のことはどんなことでもしますから……」
ちっ、と吐き捨てると、太郎は頷いた。
「仕方ねえ。尻穴に怪我でもされたら後が面倒だからな。その代わりその下の穴を思いっきり広げて、こう言うんだぞ」
男の言葉を、理亜は涙を流しながら聞いた。
そしてジャージと一緒にショーツを膝まで下げ、剥き出しの尻をさらに男に突き出すと言った。
「太郎様、どうぞ理亜のいやらしいお××こ、ぱっくり割れてぬめぬめ光っているお××こに、太郎様の太くて固い×××を入れてください……」
「『お願いします』、だろ。お願いするときはどうするんだ」
「ああ、はい、お願いします……」
18歳の乙女が、秘部を剥き出しにして尻を振る。
誘うように、そのあたり一帯を濡らしている愛液が、陽光に光った。
可憐な少女の淫らな誘いにたまらなくなった太郎は、ズボンを下げると、一息にそこを貫いた。
白昼の崖沿いに、少女の悲鳴とも歓喜ともつかない声が響き渡った……。
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