取り残された乙女たち
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第8章 獣たちに身を委ねて
 やはり一九歳のほっそりした少女は、半裸の胸を抱くようにして、震えてこちらを見ている。
 男はその前に立つと、細い顎に手を掛けた。
 上を向かされ、おそるおそる相手の表情をうかがう春菜の小さな唇に、顎から伸ばした指を当てる。

 親指の腹で、ピンクの可憐な下唇を弄ぶようになぞった。
 リップクリームさえ塗っていない無垢な少女のそこは、男の指に残っていた生卵の残骸でかすかに黄色く汚れた。
 春菜は困ったように男を見上げたまま、黙って唇を弄ばれるのに耐えていた。

 親指の先が口の中へと差し込まれるたとき、彼女はさすがに嫌がるように目を閉じた。
 しかしすぐに従順さを取り戻し、歯の間を割ってねじ込まれる太い親指に自ら舌を絡ませた。

「そう、いやらしくびちゃびちゃと舐めろ」

 そう言われ、まるでそれが男の性器のように、口の中で小さな舌を動かす。
 丹念に粘膜を塗り込めるように愛撫すると、次第に頭がぼうっとしてくるのが分かった。

 私の中にある女の部分が、奉仕することで揺さぶられているのかしら。
 一匹の雌猫と化した春菜はぼんやり思った。

 男が訊いた。
「どんな味がする?」

「卵の……味がします」
 他に答えようがない。

「おまえも胸に卵を塗って欲しいか?」

 春菜は指をしゃぶりながら、小さく首を横に振った。
 実のところ、どれほどの快感だろうと興味はあったのだが、ろくに男に触らせたこともない乳房を獣に嬲られることには、やはり抵抗がある。

 男は意地悪い目でいったん彼女の口から指を離し、掌で頬を撫でた。
 自分の唾液で頬が汚れ、春菜は眉を寄せた。

「そうか、じゃあおまえにはもっと別のものを塗ってやろうかな」
「え……どうするんですか……」

 男はにやりと笑い、牛舎の隅に歩く。

 柱に小さな容器が据え付けてあった。
 中には白い塊のようなものが入れてある。
 牛にとって水や餌と同じように必要なもの。

 塩だ。
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