取り残された乙女たち
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第6章 凌辱地獄の予感
 どこか恍惚とした表情で語る娘を見ながら、私たちもいずれ全員がこの娘のように狂わされてしまうのかもしれない、と彩は思った。

「それは分からないけど」
 彩は、被虐の世界に意識を飛ばしている娘からそっと視線を外すと、全員に言った。

「彼らは私たちを支配することに対して、妙に悪知恵が働くわ。おそらく六組のうち一組はこの体育館に残して、なにかあった場合は残った女の子二人を人質にとると思う。そうでなければ、私たちを道連れに破滅するかも。どこか皆、人生を投げているような印象の男たちばかりだから」

 たしかに男たちは不思議な存在だった。
 年齢は二十代から三十代までかなり幅広いのに、どこか共通している点がある。
 崩れた雰囲気というか、人生を投げているような態度だ。

 六人全員が互いのことをよく知っているようだが、不思議と昔からの知り合いではないような印象を受ける。
 そして総じて、人を屈服させることに執着を抱いていた。
 凶暴なサディストはいないらしく、自分たち女を傷つけたり、痛みや恐怖や熱さを与えたりといった残酷な仕打ちをしないことだけは助かっている。

 しかし反乱を起こせば分からない。
 ここは事態が好転するまで待とう、と彩は判断した。

 ひとつだけ、自分自身について気掛かりなことがあった。
 先程臀部の露出を命じられて服従のポーズをとったとき、嫌悪感とともに甘い疼きを感じてしまったのだ。

 私も堕ちかけているのかもしれない。
 彩は軽く唇を噛んだ。
 痛みは、とても甘やかだった。


(この章終わり・第7章「凌辱地獄の始まり」へ続く)
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