取り残された乙女たち
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/06/25
最終更新日:---

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取り残された乙女たち 第6章 凌辱地獄の予感
 皆一様に、疲れた顔をしていた。
 体を嬲られ、淫靡な反応を引きだされるということは、肉体以上に精神的にとても疲れることなのだ。

 同輩や後輩の顔を見渡しながら、彩は気丈にこれからのことを説明した。
 ほとんどの娘たちは、まだ顔を紅潮させている。
 同性の前で淫らな痴態を晒してしまった恥ずかしさが、いまになって襲ってきているのかもしれない。
 もっとも、それは全員が同じことなのだが。

 説明を終えると、一人の娘が顔を上げ、わずかに瞳を輝かせた。
「彩先輩。六組に分かれて外に出るっていうことはつまり、三人がそれぞれバラバラに動くってことですよね? それって私たちにとって、凄いチャンスじゃないですか」

 この後輩のいう通りだ。
 男が六人いれば女が十人以上いても腕力で勝ち目はないが、男一人対女二人なら、やりようによっては女の細腕でも勝てるかもしれない。

 そうなったら、彼らが押さえている通信手段を奪還して外部に助けを求める。
 たとえヘリコプターは着陸できなくても、犯罪行為に緊急に対処するためなら機動隊が降下してくれるかも──。

 彩は首を振った。
「駄目よ。危険が大きすぎる。奴等も警戒してるわ。私も、誰かが逆らったら責任を取らせるぞって、釘をさされたの」
「じゃあ、私たちの誰かが抵抗したら、まず部長が辱めを受けるってことですかぁ?」

 泣きそうになった後輩を、彩は優しくなだめた。
「私はいいの。もうさんざん恥ずかしいことをされたから。でもあいつらのことだから、それを口実にして全員にいやらしい罰を与えるかもしれない」
「全員に恥ずかしいことをするって、なんでしょう」
「さぁ……」

 そのとき、別の娘が口を開いた。
「ひょっとしたら、私たちを全員裸に剥いて体育館に並べて、ボールをぶつけて遊ぶとか。あるいはまだ肌寒いプールの掃除をさせて、終わったら裸で泳がせて楽しむとか?」

 想像するに眉をしかめそうな状況を、この娘はどこか視線を遠くに泳がせながら言った。
 ひょっとしたら男たちに責められた際に被虐癖が発露し、いたぶられることに快感を覚えるようになったのかもしれない。
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